スタッフお盆ライド ~東北2泊3日の旅🚵~ 【DAY2】

2019年8月24日

【DAY1・前篇】
【DAY1・後篇】より続きまして2日目

朝5時半に出発する予定でしたが

起きて窓の外を見ると…なんと雨☔

前日では曇り予報だったのに😢 想定外の雨に出鼻を挫かれました。

結局止むまで待って出発したのは7時

いきなり大幅なタイムロス。

それに加え

どこかでガーミンのVIVOSMART(ウェアラブルウォッチ)を紛失するというおまけつき。

今までもオークリーのサングラスの紛失2回、スマホを落として破損1回など持ち物トラブルは旅には付き物ですが

その割にパンクやメカトラはほとんど無いという不思議。

今回もやらかしてしまいテンションマイナスからのスタートです。

まずは宮城県入りし、宮城側から蔵王山への登り口である遠刈田温泉へ。

遠刈田系と言われる最古の伝統こけし発祥の地ということで、橋の欄干にもこけしが。

スタート時は止んでいた雨も徐々に霧雨から小雨に。

最初は暑さが和らいで丁度いいかな、と思っていましたが…

身体が濡れてなんか寒いぞ、これはヤバイぞ、ということで

近くの飲食店で雨宿り&食事をしながら緊急作戦会議。

ウインドブレーカーは持ってきましたが防寒アイテムは持ってきてません。完全に想定外。

しかし、このまま温泉街で1日潰すわけにもいかないので

結局雨の中蔵王エコーラインを上ることに。

コンビニでレインコートを買って袖と裾をカットして即席レインウェアを作成。

いざ出発!

これから16km、標高差1200m、平均勾配7.4%というなかなか過酷な戦いが始まります。

気温が高くなってきたのと上りのせいで即席レインウェアは一瞬でお役御免。

その後出番はありませんでした…

序盤は7~12%くらいの勾配が続き、中盤も6~8%くらい、余り休めるところが無いです。

濃霧でせっかくの景色が見えないのがさらにキツイ

見えるのは真っ白な霧だけ

今日は山頂の絶景は望めないだろうな…と半ばあきらめかけていると…

なんと、頂上付近で晴れ間が!

後で地元の方に聞いたところによると、山を挟んで宮城側と山形側の天気がガラリと変わるのはよくあるそうです。

この日は仙台の方は雨でしたが山形市は晴れ

これはひょっとしたら山登れるかも..

と再びやる気の炎が点火。

終盤は勾配も緩やかになり、標高1610mのピークに到着。

ここからは蔵王ハイラインで山頂付近の御釜まで行くことが出来ますが、自動車専用なので自転車は侵入不可。

毎年5月に開催される蔵王ヒルクライムでのみ自転車で上がることが出来ます。

普段は少し先の蔵王刈田リフトを使うか、登山道を上るかのどちらか。

一時は天候不良でそのまま下山も考えていましたが、奇跡的に晴れ間も出てきたので

バイクラックに自転車を置いて2日目のトレッキングタイムに突入。

あわよくば、蔵王連峰の最高峰熊野岳の登頂も…と考えていたのですが

意気揚々と上ってくるも、晴れ間はあの一瞬だけ。

残念ながら濃霧がひどく、登山どころか御釜も全く見えず。ガックシ…

刈田岳山頂の蔵王刈田嶺神社奥宮にお参りだけしてこの日は下山することに。

伊達宗髙公命願之跡

仙台藩の初代藩主として有名な伊達政宗の子伊達宗髙が蔵王の噴火の際に苦しむ領民のために命がけで登り、祈祷したことが書かれています。

なんとも消化不良

このままでは蔵王に上った感が全くないので

当初は下山して米沢まで行く予定でしたが、急きょ標高800mほど下ったたところの蔵王温泉に宿泊し、3日目に改めてアタックすることに。

3日目は山形側から再度ヒルクライム~蔵王トレッキング~仙台まで走り新幹線輪行にプラン変更。

前日の飯坂温泉は歴史を感じる鄙びた静かな温泉街でしたが

蔵王温泉はより観光地というか、高原リゾートという雰囲気でまた違ったテイストを楽しむことができました。

源泉かけ流し温泉と蔵王名物ジンギスカンで疲れを癒し最終日へ。

3日目も曇り予報…果たして御釜は見れるのか?

~東北2泊3日の旅~ 【DAY3】へ続く

【2日目】飯坂温泉~遠刈田温泉~蔵王エコーライン~蔵王温泉 距離:94km 獲得標高:2425m