スタッフ休日サイクリング ~初秋の上田・北軽井沢 後編~

2018年10月25日

上田、北軽井沢サイクリング2日目(前篇はコチラ)

ホテルをチェックアウトして国道144号(長野街道)にて群馬県嬬恋村を目指します。
上田市街は標高約450m。
嬬恋、北軽井沢に抜けるには144号の途中にある鳥居峠(標高1362m)を越える必要があります。

いきなりですがまずは峠越え!
アップダウンはほとんどなく、ほぼ上りです。

上りの途中、標高約700~800mにある真田氏発祥の郷 真田町
とても長閑で雰囲気が良く、まさに『郷』という感じ。
特に真田押しではないのであまり長居する予定ではありませんでしたがついつい散策。
色々史跡などが残っており、自転車で周るにはちょうど良い距離に点在しています。

少し時間が押したため、当初予定していた菅平高原をカット。
再び嬬恋を目指して峠越え。

鳥居峠(標高1362m)に到着。ちょうど長野県と群馬県の境目となっております。
特に何があるというわけでもなく、眺望もあまり良くありません。
しかし、とりあえず最初の山岳が終わり、10kmほどの下りになります。

ちなみに、嬬恋村へ続く長野街道はとても走りやすく、標高の高い場所では高原植物も見られます。
紅葉はまだ色づき始めといった段階でしょうか。

嬬恋から県道235号大笹北軽井沢線に入りいよいよ北軽井沢へ。
しかし、朝は晴れ間も出ていたものの、いつの間にか雲が多くどんよりした空に。
浅間山もほとんど見えなくなってます。

北軽井沢はリゾート地として有名なだけあって自然豊か。
道も非常に走りやすく、林や清流がとても清々しい場所です。

この辺りもまだ紅葉のピークには早かったですが、色づきが進んでいました。

別荘が点在するエリアを抜け、235号から県道54号長野原倉渕線へ。
北軽井沢から高崎へ抜けるため、今回の最高標高地点である二度上峠(標高1390m)を目指します。

この辺りが今回のハイライト、景色レベルも最高潮に!

頂上に近づくと景色が開け、二度上峠(1390m)に到着とともに高崎市に入ります。
標高はそこそこ高いものの、北軽井沢自体が1100mくらいあり、峠までの勾配も5~6%程度なので難易度は低め。
走りやすく、サクサク上れるいい峠ですね。

そして、素晴らしいと噂の峠からの眺望は…!

真っ白でした(笑)

途中からおおよそ予想はついていましたが…今回は運がなかったということでしょう。
また次回のお楽しみに。

気になる方は『二度上峠』『紅葉』で検索してみてください。

峠を越えると高崎市街までの45kmほぼ下り。
特に最初の30kmはほとんどアップダウンなどはなく、ひたすら下りです。
また、つづら折りが続くので注意が必要です。

今回はあまり天気に恵まれませんでしたが、それでも高崎~上田~高崎間は中々良いコースでした。
景色だけなら乗鞍や渋峠など素晴らしい場所は多々ありますが、長距離となると走りやすさや景観のバリエーションなども重要な要素となります。
特に上田~北軽井沢~二度上峠の道は今まで走った中でも上位に入りそうです。晴れた時にまた行ってみたいですね。

まだ走ったことのない方はぜひ1度いかがでしょうか。きっと気に入ると思いますよ!


2日目:212km 2199mUP