東京から輪行(または片道自走)して行けるオススメスポットをご紹介するこのコーナー
今回は、7月10日(日)に栃木県那須町にて開催された
に参加してきたので、那須高原をご紹介したいと思います。
那須高原ロングライドは今年で6回を数え、毎年エントリーを開始してすぐに定員になる大人気イベントです。
30キロ~100キロまでいくつかクラスが分かれ、参加者は総勢2500人!
時間内に決められたコースを走り、時にはコース上に設けられたエイドステーションで休憩・補給ができる「ロングライド」。
ヒルクライムやロードレースのようにタイムを競うわけではないので、景色を楽しみながら自分のペースでのんびり走れるのがポイントです。
かくいう私は今回が初参加。 自ら志願して何とか実現にこぎつけました。
エントリーしたのはもちろん最長のヒルクライム100コース!
(約103km、獲得標高2000m)
今回は前日受付がなく、事前に郵送されたゼッケンを装着してスタートラインに並ぶのみ、だったので前日の夕方にお店を出発、そのまま阿佐ヶ谷駅へ直行し輪行。
阿佐ヶ谷→最寄りの黒磯駅までは、鈍行で乗り継ぎ約3時間ほどで到着。
駅で自転車を戻し宿へ。
宿泊した『Chus 』チャウス。
宿を探していたところ、同じく参加されるお客様に教えて頂き即決。
もともとカフェや直売所として営業しており、7月から新たに旅の拠点となるゲストハウスを開設。
直前で近場の宿がほとんどとれなかったので助かりました
予約時にご相談したところ、自転車の持ち込みOKとのこと。 これなら安心して眠れます。
今回は木のぬくもり溢れるドミトリーに宿泊。 (画像はHPより)
この日は別の参加者の方やサポートライダーの方もおり、共通のイベントに出る同志ということで自然と会話が弾みました。
木の梯子を上りマイスペースへ。
移動の疲れもあり、翌日に備えて早めに就寝。
翌朝5:30起床、外を見ると霧が濃く路面も少しウェット。
天気を心配しつつ、スタート時間 7時45分に間に合うよう準備をしてすぐに出発。
チャウスさん、また来ます。
近くの施設に手荷物を預け、準備万端….かと思いきやボトルに飲み物を入れ忘れていました。
水道や自販機を探すも見つからず、時間も迫っているのでしかたなく途中のエイドステーションで確保することに。
とりあえずスタートに並ぶもほぼクラス最後尾。先が思いやられます。
人数が多いため混雑しないようウェーブスタート。
若干の緊張の中、当店お客様のK様ご夫妻を発見しご挨拶。 道中どこかでご一緒できれば!と互いの健闘を祈ります。
小さく見えていたスタートラインのバルーンが目前に迫り、いよいよ出走です。
序盤は平坦から緩やかな上り。 駅から少し離れるだけでのどかな風景が広がります。
天気は大回復!
宿を出た時は見えなかった茶臼岳が遠くにくっきり。 はるか遠く、最高地点の峠の茶屋を目指します。
しばらく上るとエイドステーションに到着。 スルーする事も出来ますが、水分補給するためしばしピットイン。
出発前に入れ忘れたボトルに補給しようとしたところ….なんと中にカビが!オーマイガッ
仕方なく水浴び用のボトルに変更して、飲み物はエイドステーションで頂いたペットボトル飲料でまかなうことに。
ボトルは夏場はこまめにチェックすることをおすすめします….
徐々に勾配が上がり、8%~10%を越える区間もしばしば。
序盤こそウェーブスタートしたグループでまとまっているものの、徐々に分裂。
自分のペースで淡々と走る人、集団を抜け出して少人数のグループでペースを上げる人。
レースではありませんが、どうすれば効率的に走れるか考えながら走るのも中々面白いです。
最高地点の一つ手前のエイドステーションに到着。 かなりの人だかりが出来ています。
お目当てはコチラ かき氷 !
猛暑だったためかき氷、ソフトクリームなどの補給食には大分助けられました。 もちろん味もGOOD!
ここまで来れば頂上まであと少し。 足はまだまだ残ってるぜ(休み休みなので当然ですが)
最高標高地点の峠の茶屋に到着。(標高1462m)
走り慣れた人でも歯ごたえがあり、ビギナーでも時間を掛ければ上れる位の適度なキツさ。
到達した者のみがありつける名物「うなぎり」。
その名のとおりウナギのおにぎりなのですがこれが美味しかった! 頂上のエイドだけですので今後参加される方はお忘れなく。
近くには茶臼岳9合目まで行けるゴンドラ。 山頂は1917mとのこと。
ここからは10km近いなが~い下りに。
サポートライダーの方が先頭に着き、グループごとにスピードを出し過ぎないよう調整しながら途中まで下山。
頂上一帯の周遊道路は「ボルケーノハイウェイ」と呼ばれ、もともと観光用に整備された道路なので眺望は抜群! 昔は有料道路だったそうですが今では無料で通行可能です。
ひとつ前のエイドから分岐して那須温泉街の方へ。 途中絶景の展望台や観光スポット「殺生石」などがありますが隊列を乱さないよう今回はスルーです。
南ヶ丘牧場エイドでソフトクリームを補給。
那須高原スカイラインでまた少し上り
板室温泉エイドでそば、そうめんを補給。
疲れてないのに見つけると止まりたくなるのがエイドステーションの魔力。ついついゆっくりしてしまいます。
水車と緑の景色が素晴らしい道の駅 東山道伊王野エイド。
またしてもかき氷を補給。 何よりも暑さが堪えます。
プロロードレースさながらマヴィックカーがサポート。
コース上で何度もお見掛けしました。
幸いにもお世話になることはありませんでしたが心強い事間違いなし!
いよいよ終盤。スタート(ゴール)地点の那須町分化センターまであと少し。
途中のエイドなどで何度もご一緒した 当店お客様 と合流し、最後は並んでゴール
これにて那須高原ロングライドは閉幕です。
あっという間でしたが
ここでは語りつくせぬほど素晴らしいイベントでした!
たくさんの沿道の方に手を振っていただいたのが良い思い出です。 リピーターの方が多いと聞いたことがありますが、これは納得。。。
ちなみに、イベント終了後の閉会式にて 那須の旅館宿泊券や宇都宮ブリッツェン・那須ブラ―ゼン選手ジャージ、動物園提供の巨大ぬいぐるみなど、豪華賞品がその場で当たる抽選会が恒例となっています。
参加者であれば誰でも参加出来るので、帰らずに残っているといいことがあるかも。
後日、一緒にゴールしたお客様より頂いた那須温泉神社の『自転車のお守り』。 ありがたや。
那須岳鎮座にかけて山岳賞の水玉柄。
那須温泉街にありますので、サイクリングの際はお参りしてはいかがでしょうか。