自転車乗りには厳しい寒い日が続いてますね。
室内トレーニングにシフトや、完全に冬眠に入ったという話もちらほら聞こえてきます。
完全にオフシーズン真っ只中です。
そんな冬場の自転車の楽しみ方ですが
いまいちモチベーションが上がらない時は、少し趣向を変えて走ってみるのも良いと思います。
普段行かないところに行くとか
美味しいものを食べるとか
温泉とか。
ライドで冷えきった後の温泉は格別です。まさに冬の醍醐味。
ということで
先日、年末から温めていた自転車旅行で群馬県の伊香保温泉に行ってきました。
【初日】
荒川サイクリングロード~国道17号~利根川サイクリングロード~前橋~上毛三山パノラマ街道~伊香保温泉
距離:131km 獲得標高:1151m
朝7時出発して荒川サイクリングロードにて熊谷へ。
しばらくは国道を走り、本庄から利根川サイクリングロードを走ります。
昨年秋に走った新潟へ向かうルートとほぼ同じ。
前橋からは榛名山の中腹 標高約700mの伊香保温泉までヒルクライム。
温泉街に続く上毛三山パノラマ街道の途中にある水沢観音付近には、讃岐・稲庭と並び日本三大うどんに数えられる水沢うどんのお店が立ち並んでいます。
せっかくなのでご当地料理を食べたかったのですが、ホテルのバイキングに備えて泣く泣くスルー。
なんとか明るいうちに伊香保温泉に到着。
場所がら寒さや雪など懸念していましたが、まだ今の時期は大丈夫そうですね。
走行には全く支障はありませんでした。
ホテルにチェックイン後、お目当ての温泉へ。
汗冷えや手足の末端が冷え切っていたので、まさに至福のひととき。
その後、夕食までに時間があったので、温泉街を散策。
しかし、オフシーズンの平日の夜ということもありほとんどのお店が閉まっていました。ガックシ…
なぜか巨大なペヤング。 立ち上る湯気が湯切りのよう
稼働しているのは足湯と…
これくらいでしょうか。
昭和の時代の景品しか出ません..というのがそそられます。
365段の石段を上り…
伊香保神社に参拝。
情緒ある古き良き温泉街でした。
土産物屋や射的など閉まっていたので、また繁忙期に来てみたいですね。
ちなみに、昭和の時代の景品はインベーダーでした。
流行ったのが私が生まれる前なので、懐かし~いという感じはあまりなく(笑)
【2日目】
伊香保温泉~高崎~神流湖~土坂峠~小鹿野~秩父~山伏峠~小沢峠~飯能~多摩湖サイクリングロード
距離:188km 獲得標高:2035m
初日は雲優勢でしたが2日目は青空が広がり、絶好の自転車日和。
日が出ているのと出ていないのでは体感温度が全然違います。
高崎市街までは下り基調の走りやすい道が続き
鮎川サイクリングロードや神流川を経由して神流湖へ。
その後、群馬と埼玉の県境である土坂峠を越えて小鹿野~秩父へ抜けました。
前日の夜、帰りのルートを考えている時にたまたま見つけてチョイスした土坂峠でしたが
神流側から上ると5kmで平均勾配7%とそこそこきつめです。標高は約700m
眺望はあまりありません。
秩父までは初めてのルートだったため、取り敢えずたどり着けたことに安堵。
今回は輪行袋は所持していなかったので、山奥でトラブルを考えると少し不安になります。
秩父からは定番の山伏峠、小沢峠を越えて飯能へ。
多摩湖サイクリングロードで帰路につきました。
2日間、寒さや疲労との戦いでしたが、走ってみれば色々な要素が詰まった楽しいライドでした。
皆様も自分なりの冬場の楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。
防寒をしっかりすれば冬場のライドも悪くないものですよ!
ついでに
今回試してなかなか良かったアイテムのご紹介
OTION サドルグリップ
最近使い始めたサドルに貼りつける滑り止めですが、今回のロングライドでも剥がれたりすることも無かったので耐久性もなかなか。
勾配のある上りでトルクをかけた時にしっかりグリップしてくれるので走り易くなった印象です。
無意識に座るポジションが変わってしまう方にもおすすめ。
MAXXIS ハイロード
昨年末にご紹介した発売前のタイヤをテストさせて頂きました。
グランプリ4000とほぼ同等の…という触れ込みらしいコチラのタイヤですが、ちょうどグランプリ5000に変えようかと思っていたタイミングで使用する機会が。
まだ数回の使用で長距離は今回が初でしたが、マキシスが満を持してというだけあり、走行感は軽くグリップも良いです。
GP4000Sを使用したのが大分前なのでもう記憶が薄れていますが、GPのような硬い乗り味ではなくもっとしなやかで快適な印象でした。
重量も他社のハイエンドモデルと同等で¥5,500(税抜)という価格設定なので非常にコスパがいいと思います。
1月末発売予定なので気になる方はぜひお試しください。