休日、予報は曇りのち弱い雨予報でしたが、走りたい気分が勝り秩父ライドを決行。
秩父方面は奥武蔵グリーンラインをはじめ山が多く景色も良いので最近のマイブームだったりします。
目的は埼玉に住む当店スタッフ行きつけ(もちろん自転車で)のお店で食事をすること。
以前からお店のフェイスブックで紹介していてとても美味しそうだったので。(笑)
少し前に行ったときは閉店していて断念、今回はリベンジのつもりでした。
ルートはいつものように多摩湖サイクリングロード入口で他スタッフ1名と合流し、そのまま多摩湖へ。
多摩湖からは飯能~入間川沿いを走り、山伏峠を越えて秩父へ下る定番ルート。
昼前の開店直後にお目当てのお店に到着し一番乗り、今回は問題なく食事にありつけました。
メニューは色々ありましたが、麻婆豆腐が有名とのことでからあげ麻婆を注文。
リーズナブルなお値段ながら、空腹のサイクリストも満足の圧倒的ボリュ~ム。
味は言うまでもなく、とても美味です。
そびえたつ巨大唐揚げとスパイシーな麻婆のコラボレーション
駅から少し離れた静かな場所にあり、バイクラックも完備。秩父ライドの際はぜひ。
グルメ紀行はここまで。
ここからはある程度ルートを作成していったものの、地図上の面白そうな道をつないだだけの行き当たりばったり山岳ロングライド。
天気は一瞬小雨の時間があったものの、まぁ下山するまではもつだろうということで秩父のさらに奥にバイクを走らせました。
これが悪夢の始まりとはこのときはまだ知る由もなく…
秩父市街から北西に進み、龍勢祭りや以前開催されていた龍勢ヒルクライムで有名な吉田へ。
龍勢橋から脇道(284号)に入り1つ目の山岳が始まります。
川沿いの気持ちの良い林道。
頂上までは約5km、平均勾配は6%程度ですが後半にかけてきつくなります。
上り切ると…
「なんでこんな場所に?」というほど人里離れた山奥にカフェが。
カフェ 天空の楽校 (標高550m)
こちらもバイクラック完備。
ベンチ席からの見晴らしが素晴らしいですが…
天気があまり良くないのが残念。
名前の通り廃校を利用した建物で、当時の面影がかなり残っています。
食事以外にも、校舎内がちょっとしたミュージアムになっておりとてもノスタルジック。
一度長瀞方面へ下山。
国道140号に出るも大通りを避けてすぐに謎の林道へ。
上り始めから塞神峠~釜伏峠までは5kmで平均8%となかなかの勾配。
標高650mまで上りきるとそこからアップダウンが続き二本木峠へ。
道の脇のヤマツツジがとてもきれいです。
景色が開けると…
秩父高原牧場に到着。
本来ならばウシやヤギが草を食むほのぼのとした光景が見られるのですが、残念ながら閉園日でした…
売店も閉まっているので補給出来ず。
しかも標高のせいか…結構寒い。
アームウォーマーのみでウインドブレーカーが無いのが誤算でした。
高原牧場から国道11号へ下り、T字路に。
左→小川町(平坦基調で飯能へ)
右→定峰峠(今日一の山岳を越えて飯能へ)
当初作成したルートでは左でしたが、山好きのスタッフMのせいで右に変更。
定峰峠までは約10km 一定の緩やかな坂が続き平均勾配は4.5%
そしてついにこのあたりで雨がぱらつき始めます。
そのまま白石峠~大野峠(最高標高地点850m)を経由して…
刈場坂峠へ。
すでに雨は本降り、霧も濃くなり10m先も見えない状態。雨、風、山の上という悪条件が重なりかなりの寒さに。
コンパクトに畳めて携帯しやすいウインドブレーカーの必要性を再認識しました。帰ったら買おう、と決心。
ここからは国道299号に下りることも出来ましたが、ほぼ車の通らない下り基調のグリーンラインを選択。
途中のアップダウンが予想以上で披露した体には堪えましたが、何とか下山して再び飯能経由で帰路へ。
日が落ち暗闇のグリーンラインからなんとか下山して、人里の灯りが見えた時の安堵感たるや。
230kmで獲得標高3300mとかなり過酷なライドになってしまいましたが、サイクリングというよりもアドベンチャー感があって終わってみると楽しかったかなと。後半は早く帰りたい一心で走ってましたが..
GW真っ只中、自転車で出かける方はちゃんとした計画性、適切な装備で安全にお楽しみください。
真似しないように!