「日本で一番空が青い県は福島県なんだよ、知ってた?」
私と十以上も年の離れた職場の先輩は、旅行から帰ってきた翌日の私にそう言った。
私は空いた時間に「福島 空 青い」で検索をかけたが、それらしい情報には
ついぞ辿り着けなかった。それっぽい内容で語られる県はほぼ沖縄県であった。
私の検索の仕方がよくないのか、先輩の情報が誤っているのかは分からない。
ただ、確かに福島の空は青かった。
謎の小説調で書き始めたこの記事ですが、内容としては福島行ってきましたっていうことです。
写真多め、コメント少なめな記事となっておりますので、風景から感じ取って頂けたら幸いです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サイクリストの集合と言えば早朝が当たり前ですが、この日の集合は夜中の12時。
夜の内に移動して、朝一から走ろうという計画です。
というわけで車に自転車3台を積み込み、東北自動車道へ。
朝の5時に福島県は南会津町の「道の駅番屋」にてさらにもう一人と合流し、合計4人。
本日のスタート地点へ向かいます。
道の駅から20分ほどでスタート地点の湯の花温泉に到着。
晴れ渡っています。早速自転車を組み立てて、
サイクルウェアに着替えて、
レッツライド!
目指すは尾瀬の玄関口である桧枝岐村(ひのえまた村)です!
それにしても読み方が独特! 木賊温泉も”貴族”じゃなくてとくさ温泉というらしいです。
スタート早々、8%前後13kmのヒルクライム。唐沢峠を攻めます!
トンネルでようやく頂上。あとは5kmのダウンヒル。見通しがいいので飛ばせます。
下ったらあっという間に桧枝岐に到着。「よくきらった」。
朝食代わりのとうもろこし。宿の方に頂いたものを持参しました。甘くて美味し~😙
夏ということで虫が多いです。トンボがたくさんいて下りだと衝突したり(ゴメンネ)、
あとは峠道に入るとアブが大量に湧いてきて、お尻や脚が格好のエジキに ( ノД`)シクシク…
ここからは尾瀬の入山口である沼山峠を目指します! ちなみにここまで20km。
休憩からリスタートした直後、バシューーー。
サイクリストならあまり耳にしたくない、エアーが抜けていく音が響き渡ります。
見るとタイヤが2cmくらい裂けてしまい、、、
でも大丈夫!パークツールのタイヤブートなら裂けたタイヤの裏側からこのタイヤ用の
パッチをあてがうことでチューブが外に露出しません。
気を取り直して再びリスタート。 それにしても景色が素晴らしいです。
湧き水サイコー! 震えるくらい冷たくて、ヒートアップした身体を冷ましてくれます。
上ること15km。途中の御池に到着。
御池から先の沼山峠まではマイカー規制でバスしか通らず、とっても走りやすいです。
峠上ってるのに下るんかーいっていうアップダウンを繰り返しながら標高を上げていきます。
ようやく標高1790mの沼山峠に到着~!
尾瀬沼の入山口。
次回はこのまま尾瀬沼ハイキングもアリですね。
ここで折り返します。上ってきた道をひたすらダウンヒルー。
帰る途中の桧枝岐でお昼ご飯。
このあたりの名物の”裁ちそば”をいただきました。美味しかったです。
さらに桧枝岐をちょっと観光。
近くに歌舞伎の舞台があるということで覗いてみましたが、想像を上回る本格的な作り。
客席が奥の方まで広く高くあり、当時の人気の高さをうかがわせます。
ようやくスタート地点の湯の花温泉に帰ってきました。
この日はトータルで95km、獲得標高1700くらいでした。疲れたー。
宿で着替えて、(一番の)お楽しみのお風呂に向かいます。
街中に公衆浴場が4軒あり、それを巡っていくスタイルです。
そしてなんと、この先に見える浴場は、、、混浴💓💛💖
我先にとなだれ込んでいきます笑
・
・
・
誰も入っていませんでしたー😭
もっと言うなら源泉かけ流しで熱すぎて入れません。アブも攻撃してくるし。
気を取り直してもう一軒の混浴風呂へ向かいます。
・
・
・
やっぱり誰もいませんでしたー😭
こちらは丁度良い湯加減でしっかりと湯船に浸かることができました。
その後は宿に帰ってビールと夕食をいただきました。美味しかったです😚
本日のコース
明日は台風の影響で朝に雨の予報が出ていますが、どうなることやら。
【福島ライド-DAY2】へ続く。