今一番熱いライト GVOLT70🔦インプレ

2019年8月11日

数年ぶりに前照灯を購入しました。

というのも

昨年のサイクルモードで発表されてから気になっていた、キャットアイのNEWフロントライト

GVOLT70

がようやく発売となり、特に今使用しているレザインのライトに不満があるわけではないものの

新製品を使ってみたい欲に負けてしまいました。

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そんなGVOLT70ですが

MAX260ルーメンで¥6,000(税抜)のライトというと割とフツーなスペック。

正直なところ、もっと安くて同じくらいの光量のライトも存在します。

では、なぜ購入するに至ったかというと

260ルーメンで約7時間

200ルーメンで約9.5時間

というランタイムの長さがポイントです。

同じキャットアイのライトと明るいモードのランタイムを比べてみましょう。

左から
VOLT400 400ルーメン(3時間) 100ルーメン(8時間) ¥8,500(税抜)

GVOLT70 260ルーメン(7時間) 200ルーメン(9.5時間) ¥6,000(税抜)

VOLT200 200ルーメン(2時間) 50ルーメン(6時間) ¥4,500(税抜)

ちょうどお値段的にも松・竹・梅

どれを選ぶか迷うところでしょう。

単純に明るさだけをとればVOLT400に軍配が上がりますが、そのランタイムはわずか3時間。

通勤では十分かもしれませんが、サイクリングとなるとちょっと心もとないですよね。

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最大光量が明るいライトは数あれど、どうしてもMAXで使うと1~3時間位しかもちません。

明るいライトを買っても、持続させるために光量を落としたモードで使っている方が多いのではないでしょうか。

となると

実用的な持続時間で比較した場合、260ルーメンで7時間も使えるGVOLT70が非常に魅力的に見えるわけです。

もちろん、前照灯はより明るいに越したことはないですが

私の場合、ブルベのように夜通し走ったり、街灯のない田舎道を何時間も走るわけではなく

市街地や、たまにサイクリングして帰りが夜になるくらいなので、正直260ルーメンあれば十分。

前から使っている800ルーメンのライトはほとんどMAXで使ったことないし。

(調べたらいつも150ルーメンで9時間モードでした。800ルーメンだと1時間40分…短い)

その他の特徴としては

◎キャットアイ初のハンドル下側取付専用ライト

ライトを反転させて使用している方も多いと思いますが、コチラは元から下側専用

ボタンも押しやすい位置(逆さに付けた時の上側)についています。

ボタンはバッテリー残量が少なくなったときに赤く点灯するインジケーターの役割もアリ。

そしてもうひとつが

◎周囲へのまぶしさに配慮した上カット配光のNEWレンズ

キャットアイと言えば中心から外側に向けて広がる丸型配光のオプティキューブレンズが人気のひとつでしたが

GVOLT70は歩行者や車に配慮した上側カットの特徴的なレンズを採用しています。

ふと気になったのが

レンズの形状的に、下側もなぜかカットしてるんじゃ?と思い問い合わせてみると

光に奥行きを持たせるための形状とのことで、カットしているわけではないそうです。そもそもレンズのコンセプトが違うということですね。

実際使ってみてですが…この配光がいいか悪いかは賛否あるかも。

使い方によって好みが分かれるというか。

暗いところでMAX260ルーメンで使ってみると…

こんな感じになります。

色々な記事を見ると、矢印型配光というのが一番しっくりきそうです。

戦闘機型とかインベーダー(古い?)型にも見えますね。

当てた場所を中心に光が広がるというより、当てた場所が切り取られたように明るくなります。

とにかく横に広いのが特徴。

上側カット、手前うっすら 矢印部分が全体的にガッツリ明るくなります。

最初はピンポイント過ぎるかな?と思いましたが、ライトの照射角を変えるとしっくりくる位置がありました。

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個人的には非常に好印象、矢印配光も慣れると気になりません。街乗りから比較的明かりのある場所のサイクリングならこれで十分だと思います。

ブルべとか、真っ暗な田舎道となると光量や配光を考慮してVOLT800(¥16,000)がオススメですが

適度な明るさとランタイム、お値段で考えるとGVOLT70はベストチョイスではないでしょうか。

1点注意としては

取り付ける際にハンドルの下を這うケーブルと干渉して、丁度いい角度で付けられない場合があります。

その場合はレックマウントやキャットアイのアウトフロントタイプのマウントを使った方が良さそうです。

もろもろ気になる方はお気軽にご相談下さい♪