今回コンポ交換のご依頼をいただきましたバイクはこちら
ピナレロのフラッグシップモデル DOGMA です‼
数年前に105組みで完成車にして販売させていただいたバイクですが
使用年数もある程度経ったこともあり、この度アルテグラの電動にしたい!
ということでコンポ交換のご依頼をいただきました
お客様と相談しながらギアの歯数などを決めて
ブレーキももうちょっと効きを良くしたいとのご要望をいただき
おおよその見積もりをご確認いただいてから作業に入ります
そうして組み上がったバイクがこちら
ULTEGRAロゴのカーボンレバーが高級感を醸し出します
ジャンクションAはノーマルタイプでステム下に配置
電動フロントディレイラー
電動リアディレイラー
そしてこちらのフレームは2010年モデルということで、電動ケーブルの内蔵に対応
する前の時代のフレームとなっており、
現行モデルであればOオーの横に対応の穴が開いているはずが、こちらはありません
電動ケーブルが内蔵できないということはバッテリーも内蔵できない、ということで
今回はバッテリーは昔ながらのボトルケージ部に取り付けへ
ジャンクションBもBB下に取り付けてケーブルを集約します
そしてダウンチューブ裏のケーブルの配線も外出しですが、そこは目立たずに処理
通常であればPINARELLOロゴのど真ん中に配線してロゴを台無しにするところを
端に寄せることでブランドロゴを潰さず、シールも白色ですので目立ちません
EW-WU111も装備して、新型のバッテリーマウントのBM-DN100と合わせて
ブルートゥース接続にも対応。スマホでE-tubeプロジェクトに接続可能です
クランクも一緒にアルテグラへアップグレード
回しやすいようにクランク長を165mmへ変更しました
ブレーキキャリパーは高い制動力と操作性に優れたデュラエースへアップグレード
「電動シフトにしたからって速くなるわけじゃないでしょっ」ってお考えのあなた!
もちろん電動アシストではありませんので瞬間的な走行速度は上がりません!!
ただ今までのワイヤー式の変速に比べて電動のボタン式の変速操作はとっても
スムーズ&ラクで、変速操作が苦でない(指でSTIレバーのボタンを軽く押すだけ!)
ので、状況に合わせて頻繁に変速するようになります
今までは変速せずに無理して踏んでいた勾配でも、脚力にあった最適なギア比で踏むよう
になって脚への負担が減ってきます
そうすると最終的にその日のライド後半でも脚が残っているのでスピードが落ちにくくなり
結果として全体での平均速度が上がり、ゴールにも早く辿り着けます
すぐに速くはならないけれど、早くゴールできて全体で見たら速くなるよ、という考えです
あとは夏場に多い、ライド終盤の疲れ果てて疲労困憊、変速操作すら面倒くさいような時でも
電動シフトなら指の動きだけで変速出来るので、そんな辛い状況でも有効です
電動シフトに限らず、コンポ交換、ホイール交換、パーツ交換をご検討中の方は
お気軽にスタッフまでお声掛け下さい
この度はコンポ交換のご依頼ありがとうございました <m(__)m>