既にコルナゴジャパンよりNEWカタログのPDF版が公開されています。いち早くラインアップを確認したい方はこちらをどうぞ!
以下はざっと展示会レポートです。
2017年のコルナゴは、よりレーシングブランドとしての特徴を強く打ち出したと感じました。
ロングライドモデルの新規開発は見送り、エントリー、ミドルグレードでもレーシングバイクを強化してきたのと、新型エアロロードの投入、という点からそのように感じたのです。
「CONCEPT」というエアロロードのハイエンドモデルが登場します。
コルナゴの中ではC60が頂点であり、そこに並ぶのがV1-r。そうなると同じエアロロードのV1-rとの位置関係が微妙ではありますが、、、この「CONCEPT」というネーミングに、コルナゴの並々ならぬ思いを感じたりします。
今を遡ること30年前。1987年、フェラーリとのコラボレーションにより誕生したこのモデル
カーボンフレーム、前後ディレーラーなしの内装8段、油圧ブレーキ仕様。重量13kgと重く、しかも高額であったために3台のみで生産が終了したという幻のモデルだったそうです。
しかし、このバイクの登場によりコルナゴカーボンバイクの開発が幕を開け、現在に至る、という歴史を振り返ると、このNEW「CONCEPT」に掛けるコルナゴ社の並々ならぬ想いというか決意みたいなものを感じずにはいられません。
C60は継続。エクストリームパワー、C59等で人気だったイタリア国旗をあしらったカラーが登場します。
V1-rしかり。NEWカラー登場です。
こちらの2色は9月30日までの限定受注生産です。
ミドルグレードではAC-Rの後継車種として「C-RS」、STRADA SLの後継車種として「A1-R」、MONDOの後継車種として「MONDO2.0」が新登場です。
CLX,CX-ZERO,CX-ZERO ALUは継続します。
C-RS,A1-Rというレーシンググレードが新たに投入されるものの、CX-ZEROに変わる新型が投入されない、という事は、ロードのロングライド向けモデルへの注力が今年よりも減るということでしょうか。
ですので、コルナゴのロングライド系のモデルをお探しの方は、お早目にCX-ZEROを購入された方が良さそうです。2016と同じ内容で価格もお安くなっていますのでお得です!
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最後に、ちょろっとCR-S、A1-rミニインプレッション!
とてもスムースな走りが印象的なバイクです。キレッキレという印象ではありませんが、気が付いたらスピードが出ていた、という感じです。ロングライドにも良いと思います。
こんな路面もスムースに走りますよ!
実は、A1-rと同じフレームというMONDO2.0.こちらは快適さではカーボンに敵わないものの、必要にして充分な快適性と、ガンガン力いっぱい漕いでもがっちり力を受け止めてくれる高い剛性感が魅力のバイクでした。見た目もかっこよく、走る気にさせられる雰囲気が良いですね。
アルミモデルは10月、カーボンモデルは11月頃から順次入荷が始まるそうです。
2017コルナゴ、どうぞよろしくお願い致します!
(樗沢)