休日、どこに走りに行こうかな~と考えていると
「三峯神社に行きませんか」
というお誘いが。
2015年に一度訪れて以来の三峯神社ですが
『天に近い神域』と謳っているとおり、奥秩父の山奥、三峯山山頂1100m
埼玉の秘境と呼ぶにふさわしい場所に鎮座しています。
また、ヤマトタケルが創建したという伝説や、狼信仰などが残るいわゆるパワースポットとしても有名
神社好きにはたまらない場所です。
4年前は息絶え絶え上って帰りは輪行したルートでしたが
今回はさらにハードな往復自走にチャレンジしました。
いつものように
多摩湖サイクリングロード~飯能~名栗~山伏峠
と走っていると、峠に上る途中に面白いものを発見。
昨年夏頃に出来た山伏BASEという施設らしく、週末だけカフェとして営業しているとのこと。
ポンプ、修理工具などもあるらしいのでトラブル時にも活用できそうです。
入口には山伏峠TTのレコードボードがあるので分かり易いですが
坂の途中にあるので、下からタイムアタックしてしまうと寄るに寄れない…
一度アタックし終えてから戻るのがいいかもしれませんね。
山伏峠から秩父へ下り国道140号で三峯方面へ。
国道は車が多く走りにくいものの、市街地から離れるにつれて少なくなります。
秩父から三峯山の上り口である二瀬ダムまで約25キロは上り基調のアップダウン
二瀬ダムから三峯神社までは約10キロのがっつりヒルクライム
秩父から意外と距離があるので行きは少々きついですが、帰りは上った分楽が出来るルートとなっています。
途中、道の駅大滝温泉にて昼食。
施設内から見える位置にバイクラックがあり、安心して食事可能です。
メニューもダムカレーやお蕎麦、うどんなど色々あります。
二瀬ダムの堤体を渡ると三峯ヒルクライムの始まり。
約10キロ、平均勾配は5.5%くらいと比較的緩めですが、ここまでで疲労が蓄積されているときつく感じるかもしれません。
5%~7%くらいの勾配が続き、頂上前は緩やかになり、ゴールの駐車場に到着。
平日、しかもかなりの山奥なのに結構車やバイクが止まってました。
ここからは歩いて神社に向かいます。
ヒルクライム中や駐車場周辺にはあまり景色が開ける場所はありませんが
鳥居をくぐった先の奥宮遥拝殿(見晴台)からの眺望は抜群です。
普通に参拝すると素通りしてしまうポイントなので注意しましょう。
境内はかなり広く博物館やオリジナルショップ、温泉、食事処などもあり宿泊も可能です。
まだ復路があるのであまり長居はできませんでしたが、帰り輪行にしてじっくり観光しても良さそうですね。
帰りは再び山伏峠を越えて…
たまたま臨時営業していた自転車乗りの集まる飯能のカフェ「カフェKIKI」にて補給して…
多摩湖サイクリングロードに戻る頃には暗くなっていました。
明るい時間に帰る予定でしたが、中々予定通りにいかないのがロングライドの醍醐味。
三峯往復で240km、2400mUPと走り応えのあるライドでした。
今回は最短ルートで行き帰り同じ山伏峠を通りましたが、5月後半にあの有間峠が開通するようなので
行きは有間峠から秩父へ、帰りは山伏峠から飯能へ戻ったほうが面白いと思います。さらにキツくなりますが…
また、西武秩父駅で温泉に入って輪行というのもアリです。
むしろその方が時間に縛られず現地で色々楽しめるかもしれません。
ハードなのがお好みの方は往復自走、ぜひいかがでしょうか。