おすすめ輪行スポット ~新春 紀伊半島縦断の旅 前編~ 

2017年1月8日

東京から輪行🚅(または片道自走)して行けるオススメスポットをご紹介するこのコーナー

☀2017年最初のサイクリング☀

年末年始の休みを利用して
帰省ラッシュの混雑の中、新幹線、電車を乗り継ぎ向かった先は….
10月以来 奈良駅。

今回は、奈良から和歌山へ南下して太平洋へ、🌲紀伊半島縦断🌲サイクリングです!

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🚲コースプラン 距離250km 獲得標高2900m

奈良駅~橿原~天川村~十津川村~新宮~那智~熊野市というルート。
この時期はノープランというわけには行かないので、事前に宿は確保しました。

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新年の清々しい朝。サイクリングは初詣からスタートです。
参道には朝早くから屋台が並び、お祝いムード。
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初代天皇の宮があったとされる場所に建てられた橿原神宮。すでに沢山の方が参拝していました。
道中の安全を祈願して、いざ出発‼

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橿原から一山越えて下市口へ。

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吉野川を渡り天川村を目指します。
ここからは山岳に突入。内陸は電車が通っておらず、太平洋に出るまで150km以上輪行不可。
バイクトラブルは許されません。
コンビニ等も無いので事前の補給も忘れずに。

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今回のコースでは一番標高が高い場所でも600m位。積雪の心配はありませんが凍結には注意。

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天の国 木の国 川の国 天川村へ到着。

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世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』を構成する修験の山、大峯山の麓。温泉地としても有名です。

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後に登場する熊野川の源流 天ノ川

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パワースポット天河大弁財天社

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天ノ川沿いの県道53号高野天川線を通り、次なる目的地 十津川村へ。
このあたりからどんどん山深くなっていきます。遠くの標高の高い山々には雪化粧が。

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透き通った川の色はまさにエメラルドグリーン

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高野天川線は平坦もしくは下り基調。
車もほとんど来ないので、川沿いの素晴らしい景色を堪能しながらのんびりと走ります。

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県道53号から国道168号へ。
十津川村を経由して和歌山の新宮まで続いており、今回の大部分を占めるルートです。

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道中、十津川にかかる『谷瀬の吊り橋』は日本最長の生活用鉄線の吊り橋。十津川No.1観光スポットとのこと。

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山間部はとにかくトンネルが多く、数十メートルから2キロ位まで大小様々。全行程で30以上はあったような気がします。
迂回路もありますが、道が荒れていたり、遠回りになるので止むおえず。
大きなトンネルは歩道は広くないものの、車道脇のスペースが広くとられていたため比較的安全でしたがライトは必須。🔦
暗く古風なトンネルもたびたび現れるので、前照灯はもちろん尾灯がなければ怖くて走れません。

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ようやく十津川温泉♨に到着。宿まですぐでしたが、日没までまだ時間があったので…

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世界遺産を構成する熊野古道『小辺路』沿いの集落を見学することに。
十津川温泉からは比較的近いのですが…

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山の上にあるので高低差200m程の坂道を上らなければいけません。

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軽い気持ちで来たものの…

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どんどん勾配が上がり激坂に。そこそこの重量のバッグを背負った状態だとかなりきつい。😫
また、このあたりで道路を横切る野生の🐒を目撃。
熊でなく一安心でしたが、一人だと結構怖い程の山奥です。

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天空の郷『果無集落』 にほんの里100選にも選ばれています。
以前訪れた長野県の下栗の里も素晴らしかったですが、こちらも秘境感があってとてもいい雰囲気。

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日が暮れる前に下山してチェックイン。温泉とおいしい食事で疲れを癒し、早めの就寝。


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翌日、朝もやがかかった十津川。
6時に起床、2度目の温泉と朝食後、早々にチェックアウトして先に進みます。帰りの電車も考慮してハードスケジュールに。

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雄大な十津川沿いの道には

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二津野ダムや

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十二滝などダイナミックな光景がしばしば。

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奈良県を縦断して、ステージは和歌山へ。
熊野三山の一つ、熊野本宮大社まであと少しです。

後編へ続く