お盆前に福島へツーリングに行ってきました。
一日目の記事はこちら ☞ 【福島ライド-DAY1】
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前日早く寝たのと、高原の寒さもあって自然と朝6時には起きだした二日目。
朝食を食べている間に、心配していた雨が降り出しました。
当初の予定では湯の花温泉から田島へ向かい、田島で昼食を食べて、その後南下して旧中山峠
を通って帰ってくる80kmコースでしたが、お昼くらいまではその辺一帯が雨っぽいので、
話し合った結果、もっと北上して会津若松の方まで行けば雨が上がるということで、
大内宿を起点にして走ろうということになりました。
ジャージに着替えて宿を出発。車で大内宿へ向かいます。
大内宿までの道中にある茅葺屋根の駅舎。湯野上温泉駅です。
中も古民家そのままで薄暗い感じで趣があって素晴らしかったです。
東京はどこも似たような駅舎なので、阿佐ヶ谷駅とかこんなのになったら面白いんですけどね。
さあさあ、準備をして大内宿をスタート！
奥の方に会津若松の町並みが見えます。
雨上がりの為、昨日と違って一面青空ってわけにはいきませんが、雲もいい味だしています。
たっぷり20km緩めのダウンヒルを満喫し、これから上りというところで、パンク発生。
尖った小石が刺さっていました。
ちなみに昨日裂けたタイヤはちょっと裂け目が広がっていますがなんとか大丈夫そう。
ここでちょっとゲームをやろうということになり、2チームに分かれて走り、先にゴール
した方の勝ちで、負けたチームは罰ゲーム（ご褒美？）で今朝買ったサンショウウオの
燻製を食べるということになりました。
（参考 https://www.travel.co.jp/guide/article/35297/）
現在がこの分岐点で、いきなり山に入っていく赤印チームと、比較的道の広い黄印チーム。
予想ではどちらのルートも距離15kmで獲得標高500mくらいではないかと。
グーパー✊✋でチーム分けした黄印チーム。
赤印チーム。
赤印チーム、熊🐻でも出るんじゃないかって道を進み、分岐から200mくらい入った所で
まさかの目の前をイノシシ親子🐗が横切ります (；ﾟДﾟ)
イノシシ🐗もビックリしたようで、親シシは左側へ、子シシ2頭は右側へ。
流石に写真には収められませんでしたが、でもまだ近くにいる気配はあります。
進んでいいものか、下手に動いて噛まれでもしたら大ケガになるサイズです。
子シシとか言ってもウリ坊サイズじゃありません。しっかり成長してます。
イノシシ🐗もいるならクマさん🐻も出てもおかしくないとか考えて、、、。
でも前進あるのみ！
戻って違反とか言われてサンショウウオを食べることだけは避けなければいけません。
大きめの声で会話をしながら足早に峠を上ります。
2kmくらい上ったら一旦下って、ようやく本格的な上りが始まります。
”大内会津高田線”という林道で市野峠という峠を上りますが、これがまたツラいのなんのって。
勾配は常に8％くらい、路面がウェット＆落ち葉で滑る、そしてとにかくキツイのが、
アブがめちゃくちゃいるってこと。（写真の後ろには大量のアブが）
スピードの上がらない上り坂で後ろから大量のアブが迫ってくる状況は狂気の沙汰です。
背後で100匹近いアブがうねりを上げながら迫ってきて、抵抗しなければジャンジャン
噛みついてきます。自然とオーバーペースとなり脚も終わっていき、止まって休憩したい
けど止まったら本当に命が危ないかもという恐怖に怯えながら、なんとかギリギリのとこ
ろで峠に到着。標高が上がるとアブも追ってこないようです。
峠を下って湖で黄印チームと合流。
どっちが先着かなんてどうでもよくなって、アブの恐怖と山の景色の良さと空腹を
感じながらスタート地点に戻ってきました。
冷えたトマトを食べて小腹を満たして大内宿観光へ。
【本日のルート】大内宿スタートの半時計回りです。
大内宿。「昔の宿場町がそのまま残っている所」っていう言葉だけですとあんまり興味
湧かないかもしれませんが、いざ行ってみると見事の一言です。
福島へ旅行の際は是非寄ってみて下さい。
観光の後はお風呂！
最後に食事！ 会津名物のソースカツ丼がこれまた美味い！
これにて旅は終了。
冒頭の先輩の情報のように世間一般的に言われているかはともかく、個人的には
「日本で一番空が青い県は福島県」はあながち嘘ではないと思うくらい福島の空は
青かったです。
皆さんも是非、福島へ空を見に行かれてみてはいかがでしょうか。
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