30年に一度の革新 ボントレガー「WAVE CEL」

2019年3月23日

今話題のヘルメット ボントレガーの WAVECEL をご存知でしょうか。

公式発表前からトレックのツイッター等で革新的な製品の登場が示唆されていましたが
3/20より満を持して発売となりました。

YOU ONLY GET ONE BRAIN
のキャッチコピーの通り、を守る為のヘルメット WAVECEL

従来のヘルメットは転倒時のダメージから頭蓋骨を守ることを想定しており
骨折は防げても衝撃で起こり得る脳障害に対してはあまり効果的ではありませんでした。

一部のモデルではMIPSのような衝撃を逃がす機構もありますが
今回発売されたWAVECELは全く新しいテクノロジーが使われており
頭蓋骨はもちろんのこと、脳に対する安全性を飛躍的に高めています。

ポイントは「曲がる」「潰れる」「滑る」の3ステップ

下の画像は同じ条件下で脳損傷の発生率を比較したものですが…

今までのヘルメットと比較して圧倒的に安全性が高いことが分かります。

先日メーカーの方が来店され見せて頂いたのですが

実物はこんな感じです。

内部のセルとEPSフォーム(発泡スチロール)の間に隙間があり、これが冷却効果を生んでいるそうで
通常のヘルメットと同等の涼しさを備えています。

セルは指で押してみると結構硬いですが、衝撃が加わると潰れてスライドしダメージを軽減してくれます。

現在発売されている
SPECTER WAVECEL HELMET(¥19,444-)はアジアンフィットではありませんが
横幅は割と広めで被り心地も良かったです。CELによる違和感は全くありませんでした。

そして
気になる重量ですが、一般的なヘルメットと比べて重くなります。(Mサイズで350g位)これは仕方ないかと。
最近の軽量ヘルメットと比較すると100~150g位の重量差がありますが
それくらいの差だったら安全性を選ぶという方は多いのではないでしょうか。
自転車は他の競技と比べてケガのリスクが高いスポーツなので、むしろこれくらいの安全対策はあったほうがいいかもしれません。。

ちなみにトレックチームの選手たちも今期はWAVECEL搭載のヘルメットで走るとのこと。
デイライトや蛍光色のウェアなど、何より安全性に力を入れているトレックの試みは素晴らしいと思います。
今後こういった機構がスタンダードになっていく可能性は高いですね。

ラインナップは5月上旬頃に発売される
XXX WAVECEL HELMET ASIA FIT(¥31,481-)と2種類です。
当店でも近日入荷予定ですのでご興味のある方はお気軽にご相談下さい。